※出典:【解説レビュー】映画『キリエのうた』酷評-濡れ場の無駄遣い-まるでダメ|アイナジエンド×広瀬すず×松村北斗×岩井俊二×【ネタバレ考察】/1分映画批評(https://www.youtube.com/watch?v=PFMLl_-FrHw)
はいどうも、今回は祝春二監督の最新作『桐江の歌』の感想をお伝えします。長い尺にもかかわらず、予想に反して眠くならずしめる作品でしたが、残念ながら色々と改善すべき点もありました。特に監督のフェティシズムが過剰であり、映画としての機能が弱いと感じました。詳しくは以下でご紹介しますが、ネタバレも含まれるのでご注意ください。
- アイナジエンド主演の映画「桐江の歌」を観てきた
- 約178分の長さだったが、予想に反して眠くならずしめた
- しかし、2つの大きな問題があった
- 1つ目は監督のフェティシズムが過剰で不快に感じた
- キャラクターの派な衣装の変化がノイズだった
- アイナジエンドが震災の記憶がある中で下着姿で揺れるシーンは受け入れがたい
- 2つ目は映画としての機能が弱かった
- 妹アイナジエンドパートは的な要素が弱く、説得力がなかった
- 姉アイナジエンドにとってのの存在や願いが明確でないため、松村北斗パートにもが響いてこなかった
- 以上が「桐江の歌」の要点

映画「桐江の歌」の評価
はい、どうもぺがひです。
映画の内容
元ビッシュのアイナジエンド主演、祝春二監督の最新作「桐江の歌」を見てまいりました。178分という長い尺ですが、石巻、大阪、帯広、東京の部隊にそれぞれ時間軸の異なるエピソードをシャッフルしながら、アイナジエンドの過小力を信じた作りとなっています。
感想
始まった当初は、「ああ、これ絶対眠くなるやつだな」と思っていたんですが、予想に反して眠たくならず、なかなかにしめました。
ただ、今回はごめんなさいですが、いいところもあるんですけども、それ以上に良くないところが2つありました。そちらのお話をしていきたいと思います。ただし、以下の内容はネタバレを含みますので、ご注意ください。
監督のフェティシズム
ひどかった1つ目は、監督のフェティシズムが出すぎということですね。キャラクターの衣装や設定が派過ぎて、ノイズになっていると感じました。例えば広瀬すずのキャラクターが立派な衣装を着て登場し、「こんなすずちゃんもいいでしょ」「こんなスちゃんもいいでしょ」といった具合に、その都度衣装を変えていました。キャラの設定上、仕方がないのかもしれませんが、個人的にはうるさく感じました。
また、アイナジエンド自身も濡れ場や乱暴されるシーンがありましたが、東日本大震災の記憶がある中で、下着姿での演技は少し受け入れがたいものがありました。
映画としての機能の弱さ
2つ目は、映画としての機能が弱いことです。松村北斗パートや広瀬すずパートでは、要素がほとんどなく、歌の意味や感情があまり伝わってきませんでした。特に松村北斗パートでは、が響いてこないため、アイナジエンドの歌が観客にも響かなかったと感じました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。映画「桐江の歌」は、個人的には要素が弱く、評価はいまひとつでした。ポエムや歌詞の力に頼っている映画としては、特別なものではなく、他の媒体で十分にしめると思いました。
以上です。ご視聴いただきましてありがとうございました。
参考:【解説レビュー】映画『キリエのうた』酷評-濡れ場の無駄遣い-まるでダメ|アイナジエンド×広瀬すず×松村北斗×岩井俊二×【ネタバレ考察】/YouTube「1分映画批評」(https://www.youtube.com/watch?v=PFMLl_-FrHw)
【動画】【解説レビュー】映画『キリエのうた』酷評-濡れ場の無駄遣い-まるでダメ|アイナジエンド×広瀬すず×松村北斗×岩井俊二×【ネタバレ考察】
まとめ:映画『キリエのうた』の酷評とダメな要素



最初は長い映画で眠くなるかなと思っていましたが、予想に反して眠気を感じることはなく、しめました。ただ、ある点での評価はあまり良くないです。具体的には、監督のフェティシズムが出過ぎていると感じました。キャラクターの設定や衣装など派すぎて、ノイズになってしまいました。特に、「広瀬すず帯広から東京に出てきてお金がないからパパカツにとまらず結婚作業連発する」というキャラクターに対しての演出はうるさく感じました。
また、アイナジエンドが下着姿で地震の時のシーンがあるのも、背景の地震の記憶との食い合わせが悪く、違和感を感じました。また、映画としての機能が弱いと感じました。妹アイナジエンドパートでは、サクセスストーリーとしての説得力が弱く、姉アイナジエンドパートでも、の役割が十分に描かれていなかったため、映画としては弱いと感じました。
以上が私の感想です。