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【あらすじ解説】映画『窓ぎわのトットちゃん』結末を迎える主なキャラクターたちの激怒の原因の考察|黒柳徹子×あいみょん×役所広司×-滝沢カレン【ネタバレあり】

【解説レビュー】映画『窓ぎわのトットちゃん』結末に繋がる激怒の理由|黒柳徹子×あいみょん×役所広司×-滝沢カレン【ネタバレ考察】

※出典:【解説レビュー】映画『窓ぎわのトットちゃん』結末に繋がる激怒の理由|黒柳徹子×あいみょん×役所広司×-滝沢カレン【ネタバレ考察】/1分映画批評(https://www.youtube.com/watch?v=tgsRNV3YhK8)

90歳の黒柳哲子さんの人生を描いたアニメ映画「窓際のとちゃん」を観ました。1940年頃の日本の風景が水々しくも懐かしさを感じる絵のタッチで描かれており、そのだけで見る価値ありの映画です。しかし、劇中で激怒する人物がいる理由が映画の肝だったのではないかと思います。その理由についてお話ししていきたいと思いますが、ここから先はネタバレを含みますのでご注意ください。

この記事の要約
– 黒柳哲子さんの人生を描いたアニメ映画「窓際のとちゃん」を見た。
– 映画は1940年頃の日本の風景を描いており、水々しくも懐かしさを感じる絵のタッチが魅力的だった。
– 劇中で校長先生が女性の教師に激怒する場面があり、その理由は世界を否定してしまったからだと思われる。
– 映画ではトっちゃんの見えている世界を描いているが、同時に大人たちの世界も描かれている。
– 校長先生は子供たちの世界を決して否定せず、受け入れている。
– とちゃんの世界が否定される場面もあり、それが彼女にとって受け入れがたいものであることが描かれる。
– 滝沢カレンがまるまる君に尻尾があるかもしれないと言ったことに対して校長先生が激怒している。
– とちゃんは窓の外の世界を意識し始め、ラストの電車のシーンで境界線を示す。
– 窓際の演出が効果的に使われていた。
– 終わり。
詳しくは動画でご覧ください
目次

映画『窓際のトッちゃん』の魅力

はい、どうもぺひです。御年90歳の黒柳哲子さんの人生を描いたアニメ映画『窓際のトッちゃん』を見てまいりました。1940年頃の日本の風景が水々しくも、でもどこか懐かしさを感じる絵のタッチで描かれていて、それだけで見る価値ありレベルの映画でした。今回は劇中である人物が激怒する場面がありましたが、その理由がおそらくこの映画の肝の部分だったのではないかと思います。ここではその理由についてお話ししていきたいと思います。

激怒の理由とは?

えちなみにここから先はネタバレを含む内容となっておりますので、ご注意ください。それでは激怒の理由についてですが、劇中で校長先生が滝沢カレンが声の女性の教師に激怒するシーンがあります。その理由は、世界を否定してしまったからです。

『窓際のトッちゃん』という映画では、世界というキーワードが重要なテーマとなっています。主人公のトッちゃんが見ている世界と現実の世界が時折ずれて見えるという仕掛けがあります。この映画では、見えている世界をしっかりと描いているだけでなく、その見えている世界を見守る大人たちの世界も同時に描かれています。特に校長先生は子供たちの見えている世界を否定せず、受け入れてあげる人物です。

しかし、逆にトッちゃんの見えている世界が何度か否定されるシーンがあります。それがひよの死だったり、歌を歌っていたら注意してくる軍人みたいな大人だったり、親友の死だったり。これらの出来事がトッちゃんの世界に受け入れがたいものとして入ってくると、世界が壊れてしまい、彼は泣いてしまうのです。

校長先生の激怒の理由

話を戻して校長先生の激怒の理由ですが、これは授業で滝沢カレンが元々人間にも尻尾があったのかもしれないということを言ったためでした。授業中に滝沢カレンが笑いを取りに行くシーンで、これに対して校長先生が激怒するのです。

これもやはり世界の否定です。トッちゃん自身は自分に尻尾が生えていない世界で生きていると思っていたのに、それを滝沢カレに否定されたことによって、彼は激怒し、カレンに謝らせるシーンになっています。

窓の意味と境界線

肝心なのは、このシーンがトッちゃんが窓際にいる場面で窓を開けずに聞いてしまうことです。これまでは窓際で外の世界にチド屋がいれば窓を開けて自分との交信線である窓を開けてチンドン屋とワワチしていたトッちゃんが、この激怒の盗み聞きシーンでは窓を開けないことで、別の世界が窓の外にあることを意識していくのです。

そして、このシーンがラストの電車のシーンに繋がっていくのです。走行中の電車をドアを開けて外の世界を見るけれど、また閉じる。この場面は危ないなと思いましたが、赤ん坊を抱いているのでしょうか。ここが大事で、外の世界と自分の世界との境界線をちゃんと意識していくというこの映画のテーマを描く上で、ドアを開けてまた閉じることは欠かせなかったのではないかと思います。

ということで、いかがでしたでしょうか。ちょっと長くなってしまい、作品のエピソードの羅列のようにも思えてしまうストーリー運びでしたが、窓際の演出が効果的に使われていて、窓が多いことがアニメーション制作において大変だったことも想像できます。本当にお疲れさまでした。

最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

参考:【解説レビュー】映画『窓ぎわのトットちゃん』結末に繋がる激怒の理由|黒柳徹子×あいみょん×役所広司×-滝沢カレン【ネタバレ考察】/YouTube「1分映画批評」(https://www.youtube.com/watch?v=tgsRNV3YhK8)

【動画】【解説レビュー】映画『窓ぎわのトットちゃん』結末に繋がる激怒の理由|黒柳徹子×あいみょん×役所広司×-滝沢カレン【ネタバレ考察】

まとめ:映画『窓ぎわのトットちゃん』の激怒の理由|黒柳徹子×あいみょん×役所広司×滝沢カレン【ネタバレ考察】

この動画は、アニメ映画「窓際のトっちゃん」を視聴した感想を述べている内容です。黒柳哲子さんの人生を描いたこの映画は、1940年頃の日本の風景を描き出しており、水々しくも懐かしさを感じる絵のタッチが印象的でした。特に、世界を否定してしまったという理由で激怒する校長先生のシーンについて注目しました。

映画のキーワードは「世界」であり、主人公のトっちゃんが見ている世界と現実の世界が時折り交わるという仕掛けがあります。この世界の描写は、派なものだけでなく、子供たちの遊びにも現れています。しかし、トっちゃんの世界が否定される場面もあり、それが彼女の世界を壊し、泣かせてしまう出来事となっています。

校長先生の激怒の理由は、滝沢カレンが元々人間にも尻尾があったかもしれないという授業中の発言でした。これはまるまる君にとっては自分に尻尾がない世界を否定されたことで、彼は激怒し、謝罪させられます。とっちゃんが意図せずに聞いてしまう盗み聞きのシーンも、窓を開けないという演出がされており、トっちゃんが自分の世界と外の世界の境界線を意識していく様子が描かれています。

この映画では、窓際の演出が効果的に使われており、窓が多く描かれていることが特徴的です。例えば、指揮者の性格が変わる場面や、タクシーの中と外のシーンもありました。窓の中と外の対比が大変重要であり、アニメーターの方々の緻密な描写に感謝の気持ちを述べています。

以上が、この動画を視聴した感想です。窓際のトっちゃんという映画のテーマや演出の工夫について触れながら、視聴者と共有している内容でした。

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